ひまわりと飛行機
「医療の受け手である患者さん、その家族、消費者などが扱う『情報』って??」・・・。そんなことを主なテーマに綴っていきます。その他、色々活用する予定です。


プロフィール

yoko

Author:yoko
看護師免許取得後、都内で大学院生をやっております。現在、修士論文執筆真っ最中です。

自分の専門分野のキーワードは、「(医療の受け手が使う)健康・医療情報」「より良い意思決定」「コミュニケーション」「インターネット」「看護」といったところです。
現在執筆中の修士論文は、患者さん同士のオンラインコミュニティに着目しました。その利用実態と意義の一端を明らかにすることを目指して、目下執筆中です。

そしてこの先は、Consumer Health Informatics(消費者のための健康情報学)を、深めていきたいと思っています。同時に、「医療の消費者(患者や家族等)の、より良い意思決定のために看護師が行う情報支援」について、考えられるようになりたいと思っています。

消費者健康情報学のことや看護支援、研究のことなどなど、このブログを活用し、色々発信しながら自分も勉強していきたいと思っています。2008.10.31更新



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[学び一般] セミナーに出て感じたこと
知り合いに誘われて、起業家たち…もしくは起業しようとしている人たち…
もしくは社会起業に興味がある人たち…はたまた、社会のために何かしたいと考える人たち…
が集うセミナーに参加してきました。

18時から始まって22時半を回っても議論は尽きず…。
明日の予定があるのでさすがにその後は失礼してしまいましたが、
色々な意見を聞けて非常に勉強になりました。

テーマが大雑把に「医療」に関することだったのですが、医療関係者はむしろ少数派。

どちらかというと「消費者が求めている医療とは?」と考え、
それをどうやって体現していくかを本気で考えている経営分野の人が多い集まりでした。

こういうセミナーに参加すると、色々なことを学べます。
以下2点はまず、ざっくりと再認識させられたこと:

1.医療の世界にいかに「消費者視点がない」か…
(消費者のニーズを知っているんだ…という思いがあること。)

2.「消費者視点がない」ことが、いかに医療者にとって当たり前のこととなっているか…
(ある程度は仕方ない…とか、自分が変えようと思っても変わらない…
経営を専門にしているような人に医療はわからない…という思いがあること。)

そして、じゃあどうしようかと考えた時、今日とても勇気づけられた点が、以下2点。

1.小さなbreakthroughから、きちんと「医療は変えられる、患者の視点も取り込める、
待ち時間も改善できる」ということを実現している人に出会えたこと。

2.「物事を一人称で考える」。
課題を見過ごさずに「私が○○をすることで、社会(医療)を変える」と言っていいということを、
胸を張って肯定してくれる人に出会えたこと。


4時間以上に及ぶセミナーの中では、不消化もありますし疑問に思う点も多々ありましたが
共感できるところは非常に多い場でした。

また、集まっている人たちも志が高くて、いい刺激をもらいましたし、
同時に、いかに自分が医療について「知っているつもりで知らない」
「改善すべきだと感じているのに、知らないふり(スルー)をしている」か、、、
ということを感じてしまいました。。


あと加えて今日の収穫は、自分自身が今持つ課題が明らかになったこと。

私、○○ができないですから・・・すみません・・・
といった言葉をついくせでよく使ってしまうのですが、
これは言い訳ですし、自己防衛であって、建設的な発言じゃないですね。
友人に対して愚痴をこぼしているのではないのですから、
今後セミナー等では、より、場の雰囲気や積極性を肯定するような発言の仕方を心掛けたいと思います。

あともうひとつの課題は素早いレスポンス。
今日のコメンテーターの人や一緒にグループディスカッションをした人たちは
さすが、ああいう場にいるだけあって皆さん、とても話すことが上手。
人に的確に思っていることを伝える術を知っています。
そして、素早い的確なレスポンスが、次の有機的な会話を産むんですね。。。

やや、圧倒されました。

自分の中である程度考えをまとめないと発言できない私ですが、
時には素早いレスポンスが、場の雰囲気を良い方向に持っていくのだなということを
肌で感じた時間でした。今後、必要に応じて素早いレスポンスができるよう
気をつけて暮したいと思います。

もちろん一朝一夕でできることではありませんが、
日頃から自分の中に、考えや言葉を蓄えておくことで、訓練にはなるように思いますし。



今日はちょっとくたびれましたが、とてもいい刺激を受けました。

「私(一人称)が、今の医療を変えるためにできること・・・」か。
毎日こつこつ考えて、形にしていこうと思います。

[学び一般] 看護出身大学院生語り場
今日は看護大学時代の先輩および同期とともに、夜な夜な看護についての語りをしてきました。
私以外のお二人は来春から大学院生として新たなスタートを切る方々です。
私も継続して院生なので、話は自然と何となく研究の話に近いもの…になりました。
(それだけではないバカ話もありますが。。)

昨今、看護の免許を持って大学院で勉強する人の数は、
確実に増えているということを聞きます。(統計的な数値はないのですが、、すみません。)

大学院に行く意味…、
4月から院生になる二人の話を聞いた帰りの電車の中で、そのことを考えました。

趣味で大学院に行くのも、個人的にはありだとは思うのですが、
社会から期待される役割としては、やっぱり何らかの形で学びを還元していくことだと感じます。

まして看護師で研究もできる・分かる人となれば、社会的役割だって大きいはずです・・・。

私は看護の現場には実習以外では出たことがないですが、今の医療界課題問題は山積です。
(それは患者として病院にかかわっていたって、残念ながらいたるところで感じます・・。)
看護師の働き方一つ取ったって、(今日もたくさん教えてもらいましたが、)
「それじゃー、離職率高いのも頷ける…。」という状態です。

じゃあどうしたらいいの?

その答えを出す一つの手段として研究があるのだと思います。

今日話したお二人は看護の現場も知っていて、かつこれから研究を学ぼうという方々です。。
看護という職業を誇れるように、医療現場を良くしていくために、
一緒に頑張れればな〜と、本気で思いました。

thanks

[犬の足あと] お礼
この度お世話になった方々に、どうやってお礼をしようかな…と考える
幸せな時間を過ごしております…。

お陰様で経過は順調です。
ちょっとこの先に不安はあるものの、それを考えたらきりがないので、
ひとまず横に置いておきます。
今は目の前のごはんがとてもおいしいので、それでよし^^。

ちょっと思い立って調べてみたら、「快気祝い」について書いてあるサイトを見つけました。
ふむふむ。。参考になります。。(サイトはこちら


なるほどね…。

ひとまず今日は家族にお礼ってことで、花束を2つ調達しました。
ささやかですが、、気持ちは込めました。はい。

で、数か月間我が家をあっためてくれたわんこにも、お礼。。。と思って、
初めてわんこのおやつを買ってあげました。
(母親は買ってましたけど、私は買ってあげるのは初めてです。。。
だって自分が流動食なのにちょっと悔しいじゃんっ、と思って。)

そのおやつが、これ
20080225-6.jpg


骨の形をしたビスケット。。
最近のわんこ用おやつは、本当に色々な種類があるもので、迷いました(笑)。

わんこも喜んでくれているようです。
(これが骨の形じゃなくても、食べ物なら基本的に何でも喜びますが…。^^;)

写真を撮らせてもらうために、ちょこっとお預け。
「早く下さい」…と、上目づかいをするわんこ。

20080225-8.jpg


最近は、すっかり「待て」も上手になって、
おやつの前でもちゃんとお座りして待っとります。。。犬はいじらしいほど従順ですね。
「待て」をしている間の”ちょこっとうつろな目”が何とも可愛らしくて、
長々と「待て」をさせてしまいます。

20080225-10.jpg


あまり待たせるとさすがに可哀そうなので、ここらで「よしっ」と言ってみたら、
”がつがつ”食べてくれました。
「数か月分のお礼なのだよ・・・。もっと味わっておくれ。」と諭してみたんですが、
聞いちゃいない。食べ物なら何でも良し、、な感じです。
ま、それも可愛いので、よしです。

数か月間、我が家を和ませてくれてホントに感謝って感じですよ。
救われました。。。はい。

さてさて、わんこにお礼をしている場合じゃないですね。
お世話になった方々へのお礼参りに出かけねば。

脱出成功!!!
病院からの脱出、成功いたしました。
晴れて、自宅からの更新です。。。
もちろんちゃんとドクターの許可をもらっての退院ですので、ご安心を

今のところ、術後痛みは全くなくて、
ちょっと気になる症状が残ってはいるものの、食欲もあるし元気です。

常食を食べております。。。幸せっ。

本当にどうもありがとうございました。

皆様には順々にお礼をしていかなくちゃ。
嬉しいご対面になりそうですので、どうぞお付き合いいただければ幸いでっす。


ここ数回の入院は、帰ってきてもまたいつ入院するかわからなかったので
自分の部屋に「入院グッズ一式」をそのまま放置していたのですが、
今回はちゃんと跡形なく片付けようと思います。。
(浮かれ過ぎないでとは言われてますが、かなり浮かれてますね。。ま、いいや。)

さ、明日からがんばりましょっ。

▲再び、病院より▲ いい天気ですねえ
またまた、病院より更新しております。
昨日の夜はベッド上だったので携帯からの更新でしたが、
今は、院内にあるカフェテリアでカプチーノ片手に、画面に向かっております。

昨夜は夜中の点滴で起こされた以外は、かなり健やかに^^眠ってしまいました。
おかげさまで痛み発作も無く、すこぶる快調です。

「まだわからないし、この先も長いから喜びすぎないで・・・。」と、ドクターに言われましたが
喜ぶなって言ったって・・・。
またへこむ時にへこめばいいので、喜ぶ時は素直に喜ぼうと思います^^。ばんざいっ。

本当に、今回は治療の効果があったのかもしれません。
今朝はなんと、常食にチャレンジしてしまいました。
ドクターに「チャレンジャーだね」と笑われました。

「咀嚼(かむこと)」の動作が久しぶりなモンで、
そのせいでなかなかうまく食べられないんだけど、
なんとか2,3口くらいは手を付けることが出来ました^^。
少しずつ、食べられるようになるといいな〜〜。

お、そろそろ抗生剤落とされるので、部屋に戻ります♪

今回の入院、今までの入院生活の中でもっとも部屋の平均年齢が若くて
4人部屋なんですが、みなさん同世代なんです。
それぞれ診断も病状も入院期間もまったく違いますが、
なんか「ちょっと元気ない修学旅行(←隣のベッドの子が言っていた)みたい」で、
いろいろ話したり、雑誌交換したり出来て、楽しいです。
きっと私が最初に退院しそうだから、退院したらお見舞い来るね〜〜^^。

あともひとつ。
最近病院内に入院中の人のために、パソコン端末を置いている施設が増えましたが、
ここもそのひとつ。
今は院内のカフェテリアから(カプチーノ片手に)更新しております。
しかもこの病院、病室の各ベッドサイド(酸素穴の横^^)に、
有線LANがつなげるようになっていて、ベッドサイドにラップトップを持ち込むことも可能^^。

入院中も仕事を休めないという意味で、ちょっとしんどい時もありそうですが(苦笑)、
病院にいても色々情報を得られて、こうやってブログを書いて
友達とメールのやり取りができる・・・というのは、いいことだと私は思います。
携帯も使えるエリアが広がっていますが、
携帯だけではなかなかここまで文章書けないですし、出来ることも限られてしまいますし。

まさに「保健・医療とIT」・・・。
次のブログのネタになりますね。

では、点滴行ってきます♪♪♪

▲病院より▲ ありがとうございました
また病院ベッドより更新しております。

治療、終わりました!!!
先ほど順調に、治療後のベッド上安静も解除になりました。
まだ確定というわけにはいきませんが、今の所症状らしいものも出ていません。
今夜一晩は様子見ですが、何だかイイカンジです。


ちょっと今は言葉がなかなか出てこないですが、


ひとまず今回も無事終わりましたのご報告です。

どうも有り難うございました。

このページをご訪問下さった方々、
ずっと傍にいてくれた友人やお見舞いに駆けつけてくれた方、
祈ってるねとメッセージをくれた方々に、それから家族に、心から感謝します。

これで最後に…
少なくともしばらくは痛みなしでいられないかな…と思いますが、
先のことは誰もわからないですね。


でも一時だけでも痛みがない状態は本当に楽で、
久しぶりにちゃんと呼吸している感じですo(^-^)oシアワセっ


明日の朝は常食にチャレンジします。
どうぞしばらくいい状態が続きますよーに。

ありがとうございました(^-^)/

[コラム] いのちについての本
「いのち」について…の本をいくつか読みました。
整理してみたら3つの分野^^に勝手にわかれそうでしたので、そうやって整理してみます。

1.まずは、分子生物学系のもの。

1冊目は福岡伸一さん「生物と無生物の間」


ちょっと話題に上っていた本です。
タンパク質生成のプロセスなどは非常に懐かしかったです。
(高校で生物を履修していない私…。懐かしいというのはいつのことだろう…なぞ。)
同時に、今まさにこの瞬間、自分の体内で着々とタンパク質の合成活動が続けられて
その営みにより生命が維持されていることを何とも不思議に感じました…。
読み終わった後しばらく、「今、ここでたんぱく質が作られているっ」なんて思いで
手のひらを眺めてしまいました。。^^(ヒマ人)

著者は分子生物学の専門家ですが、本は一般向けに書かれています。
一部エッセイのようなお話も織り込まれているので、とても親しみやすい一冊です。

冒頭に、”多摩川の水辺を見て、生物のことを考える”…というくだりがあるのですが、
我が家も多摩川のほとりに位置しているため、
「この同じ川の上流か下流で福岡さんは色々考えていらっしゃるのだな〜」と思ったら
妙に親近感を(勝手に)感じてしまいました。

あと続けて手に取ったのが、昔ハマった中村桂子さん、柳澤桂子さんなどの生命科学者たちの本。
中村桂子:生命誌の本


彼女は生命誌研究館の館長さんをされていらっしゃいます。
この研究館、以前大阪に調査関係のお仕事で行った際、帰りに寄ろうと思ったのですが、
あいにく休刊日だったのです…くすん。今年中にはリベンジしたいと思います。

生命誌って何?というと、
一言で説明するのが難しそうですが、私の個人的な印象では
生命科学について、科学的側面を一般に分かりやすいよう「ものがたり」的な要素で
表現したもの…と理解しています。
そこらへん、女性科学者ならではの細やかさも感じられて、魅力的な分野だと思います。

あと、こちらも中村さんと同時期にハマった、柳澤桂子さんのご著書たち…。




こちらの方が中村さんのものより、さらに「ものがたり」的に感じます。
生命科学者である著者が、ご自身のかわいい可愛いお孫さんに向けて命の話をする…
という設定のものもあり、とても分かりやすいです。
同時に哲学的でもあり、考えさせられます。

内容もとても興味深いですが、専門的なことを分かりやすく一般に伝える
…というところにおいても、学ぶべきところが多いです。


2.次は、細胞のいのちから、ちょっとスケールを広げて、地球のいのちについての本。

先日友人とも話していて出てきたので読み返してみたくなったのがガイア理論に関する本です。

Imageがなくて残念ですが、これはガイア理論を分かりやすくまとめた一冊。


数年前に初めて読んだ本なのですが、その際おおきな衝撃を受けました。
地球の始まりは?終わりは?ということについて、科学者の目から書かれたものです。
今放映中の「エジソンの母」のようですが(^^)、
確かに、この地球の始まりも終わりも、、気になります。。
専門家ではないのでこれ以上深入りできないのですが、
一般向けに分かりやすく書かれた本で、お気に入りの一冊です。

あと、こちらの「地球生命圏」も面白かったです(こっちもImageがない…。ち、残念)。


地球は、部分部分における生命活動が組織化されて維持されている、
言わばひとつの生き物である…という考え方を著したもの。
絶えずどこかで命が生まれて代謝を繰り返しては滅びるものがある、
そんな営みが繰り返されている生命体として、地球を捉えるわけです。
海流や大気の流れも、その生命活動を維持するために不可欠な要素であるとのこと。
(私の個人的なイメージでは、私たちも含めた生き物が個々の細胞で、
海流や大気は生命体の中の物質循環を助ける血液というところでしょうか。)
そして一個体としての恒常性(ホメオスターシス)が破たんした時に
個体(地球)の寿命が訪れる、といったもの(だったように記憶しています。
他の本からの内容が混同していたらすみません)。

最初にこの本を読んだ時は鳥肌が立ちましたっ。^^
恥ずかしながら物理も生物も未履修なので、ただただ「すごい」と思うしかできないのですが、
生まれ変わって許されるなら、こちらの方面で仕事をしてみたいです。

3.あと、同じいのちつながりなんですが、ちょっと悲しくてでも温かいお話。

脳腫瘍で小学生で亡くなった とよしまかすみちゃん の「いのちのいろえんぴつ」です。


たまたま本屋の絵本コーナーで見つけた本なのですが、
マスコミでも取り上げられていたようです。

彼女の一生懸命さと、周囲を思いやる温かい気持ちが伝わってきて、
本当に励まされました。彼女に、こころからありがとうを言いたいです。
最後のページにお母さまが
”娘に怒られるから、元気に頑張る”…といったことを記しておられました。

私も一読者として、彼女に笑われないように、怒られないように、
今のいのちを目一杯生きていきたいです。

以上、「いのち」についての印象的な本たち・・・でした。

[コラム] 闘病記について、思うこと
「闘病記」

…まず、この響きに少し壮絶感というか、、何とも苦しい感じを想像してしまうので、
必ずしも「闘病記」と言わなくてもいいんじゃないかというのが個人的な思いです。

しかも何を「闘病記」とするか、、という話はとても難しく
病気のことを中心に書かれているものもあれば、
ひとつのエッセイ内に少し病気について触れられているものもあります。
爽やか文体で好きな本の一つですが、有名な乙武洋匡さんの「五体不満足」も
場所によっては「闘病記」の棚に並んでいたりして、ん?と違和感を覚えたりします。。



が、

それはここでの主旨とは外れてしまうので置いといて、
闘病記の意義については昨今多くのところで触れられているのは事実です。

知り合いの研究者の方も闘病記に注目されていて、
その効用について、とても丁寧な分析をされているのを拝見したことがあります。

また、闘病記文庫を広げていこうという活動も様々なところで紹介されています。
例えばこれは東京都立の図書館が作っている闘病記文庫

さらに、メディアにもよく取り上げられています。

このように多くのところで取り上げられている闘病記ですが、
これは書いた方にも読んだ方にも、様々なメリットがあるとされています。。
昨今ではその電子版としてブログや個人ホームページが活用されており、
多くの方に活用されているのは想像に難くないお話です。。


一患者の立場からすると、実は以前はちょっと闘病記なるものが苦手でした…。
具体的な内容はご想像にお任せしますが、
やはり人には得手不得手があるものだと思います。

ただ、闘病記が役立った…という人が世の中に少なからずおられるというのは事実です。
だから上記のようにマスコミにも取り上げられているのだと思いますし、
ブログやホームページも多くの方が活用されています。

なので、医療関係者の立場からものを考えた場合は、
「(闘病記というものを、)必要な人に提供できるリソースとして知っておくこと」は
ありなのかもしれない…と今は感じています。

同じ病気の患者さんがどんな思いでいたか知りたい、
もしくは具体的に治療に関する情報が欲しい…といったニーズがあった際
「こんなのありますが、どうですか?」と、紹介できるようなものとして…という意味です。
(「患者さん」だけではないと思いますが、便宜上ここではその言葉を使います)

もちろん無理強いするものでは決してないですし、
それを実際どう活用するかは、患者さん個人の選択にお任せするしかありません。
(私も一時期そうでしたが、同じ体験をした患者さんの話なんか見たくない
と、思ってしまう場合や時期もあります。)
また、情報が必ずしも正確ではない(もしくは最新ではない)場合があることも、
踏まえておいたほうがいいように感じます。

その上で、患者さんが使えるひとつの資源として、
こういうのがあるんだ…、
実際これを「役立った、励まされた」と、”良く”評価している声もあるんだ…
逆に、「読んで落ち込んだ…、予後が怖くなった…」と、”悪く”評価している声もあるんだ…
ということは、知っていて損ではないと思います。

私も色々な方の闘病記(のようなもの)を読ませて頂いたのですが、
素直に一患者としてとてもとても励まされたものがあったのも事実ですし、
(不快になったり、不安になったこともありましたが・・・)
医療者として、こんなことを患者さんは感じるんだ…と、
ひとりひとりの素直な気持ちを触れた気がしたものも、数多くありました。

「闘病記」というかどうかはわからないのですが、
一番印象に残っていて、今でも大事に持っている本があります。


最初にこの本に会った時は強烈でした。
書店でたまたま見つけたのですが、
立ち読みしながら涙を拭うのが大変だったのを覚えています。

この本をどう思うか、(私を含め)手に取った読者をどう思うかは、
様々なご意見・ご感想があると思います。
症状の程度も個人個人で全く違います。。

けれど、「あ、ちょっと同じような思い、したことあるかも」ということに
自分自身が心底救われたことは事実なので、
こうやって勇気を持って本を出してくださった方々に心からお礼を言いたいです。

この本のご著者のお一人:藤井輝明さんは、ずっと様々な社会活動をされている方で、
ナースでもあり研究者でもある方です。
彼の強さと温かさを心から尊敬しますし、勇気を与えてくださることに感謝したいです。


もう一人、この本のご著者の一人である女性の方は、
今の私と同じ年齢の時に、自ら天に逝ってしまったことが書かれています。
本の原稿が完成した直後だったそうです。

本当に苦しい思いでいた彼女が、それでもご自分の正直な思いを語ってくださり
世にこんな本を送り出してくださったことに、心から感謝します。
そして彼女のご冥福を心からお祈りしたいと思います。

[コラム] 母の流動食
流動食メニューレシピ作ったら?売れるかもよ?
ま、売らなくてもきっと役立つよ…時代のニーズはあるんだし…

と、
ここ4か月間、点滴などの「管から栄養」を止めてから
母の流動食を3度3度食べていて、本当にそう思います。。。

手前味噌のようで恐縮ですが、最近のメニューリストはこんな感じ:

【主食】
・重湯+裏ごしした梅干し
・中華粥の裏ごし
・サムゲタンの裏ごし
・甘酒(時に穀物…という理由でこれが主食に^^)
・うどんのトロトロ煮

【副菜】
・豆腐の寒天よせ
・茶碗蒸し(和風、洋風、中華風、裏ごしホウレンソウ入り、、など)
・ひよこ豆の裏ごし(和風味、ケチャップ味、ペッパー味、、など)
・かぼちゃの裏ごし(和風、洋風、など)
・じゃがいもの裏ごし(和風、洋風、中華風、イタリアン、フレンチ…(ここまで来るとなんか怪しい 笑))
・ホタテのすり身、インドネシア風
・白身魚のすり身
・鶏肉のすり身
・ミートソースの裏ごし
・サツマイモのミルク煮の裏ごし
・かぶとにんじんの裏ごし、フレンチ風
・じゃがいもとにんじんと玉ねぎのごった煮
・トロトロ温泉卵

【スープ系】
・ユリ根のポタージュ
・じゃがいものポタージュ(hot, coldどちらでも)
・コーンスープ
・かぼちゃのポタージュ

【デザート】
・チョコムース(←決まって使うのはガーナのビター板チョコ、
がりがりと全部細かく刻んで溶かします…。時々あんずジャムをかけて頂きます)
・いちごムース
・ヨーグルトババロア(ムースとババロアってどう違うんだろう…?むむっ)
・バナナジュース(ま、これはミキサーですが)
・天津甘栗の裏ごし(…これ、おいしいっす 笑)
・さつまいもと林檎のごった煮
・さつまいもの裏ごしスイートポテト風

などなど。。ざっと思い出せる範囲でもこんだけあります。

や〜、母上すごいっすよ…ってなことを申しましたら
「小さいころ離乳食作らなかったから、罪滅ぼしね〜♪」とのこと。

そうです。私には(時々ここにも登場してくれる)姉がいるのですが、
「私の赤ん坊時の食事」=「既に大人食を食べていた姉と同じもの」だったそうです。
姉に与える大人食を、まだ生後数カ月の私の口の中に放り込むと、
ちゃんと(歯がないながらも)もがもがやって、完食していたとのこと。

なので、わたくし、あまり赤ちゃん時に離乳食を作ってもらっていません。。。笑
消化とか大丈夫だったのか?…とふと思いましたが、ま、問題なかったのでしょう。

その名残か、母親は今もわんこ(生後5か月)に結構いろいろな物を食べさせております。
わんこよ、たくましく育て


というわけで、この歳になる娘に毎回手の込んだ離乳食…もとい、流動食を作ってくれるわけです。
味が私好みなのは、母親ですから納得だとしても、
痛みを誘発しないように、口の中の滞在時間を短くする工夫をするだとか
誤嚥の心配がないように、片栗粉・寒天・ゼラチンを駆使してトロミ加減や口当たりを調整するだとか、
かなり本格的に、いろいろやってもらってます。
おかげさまで病院で支給されたあまり美味しくないであろう(…すみませんっ)栄養補助剤は
開封せずにそのまま置いてあります。

わが母ながら、あっぱれです。
おかんがいつかこういう食事が必要になったら、ちゃんと作ってあげるね^^。。
(と言ったら、私の方が料理がうまいから自分で作る…と言っておりました。
んー。どこまでもたくましい。)

感謝しております。。。

治ったら、母の作った常食(←これは病院用語ですね^^;)を食べられるのが楽しみです

[コラム] 自分らしく…かあ。
今週の入院に向けて何となく気分を盛り上げている(?)自分ですが、
今提案されている別の治療について、時々思い出します。

別の科で主に行われる治療なのですが、
(メリットと同時に)多くの副作用(デメリット)がある中
一番怖いと思ったのが「(一過性の)健忘」・・・つまり、大脳の障害。

この治療については実はまだ迷っています。
とりあえず来週はスタンダードな方法でいくことにしましたが、
これが聞かなかったら、代替法になる可能性もあり。。

もし効いたら一生pain free(痛みなしっ)でいられるかもしれないことは、
ひっじょ〜〜に魅力的。

他方、もしかしてその引き換えに大脳機能に障害が残ることを考えたら…。

一過性とは言え記憶障害が出るのはどんな感じなのでしょう。
一過性じゃなかったら?
他の大脳機能(感情とか言語とか)に障害が残る可能性はまったくないの?

なんて、、、実はここんとこずっとそんな思考パターンの繰り返しです。

数年来いろいろ相談に乗ってもらっているナース(正確には助産師さん)の方に話をしたら、
自分が自分らしくいられる方を取ろう…と、言われました。

症状がなくなっても、記憶や感情に障害が出るのは
やっぱりどうにもこうにも怖いのです…。理屈なんか抜きに。


「上手に付き合っていくよ宣言」をしたばっかりで、
しかも今週治療を控えているのにもかかわらず、まだまだ揺れておりますねえ。

そういう時は少し気分転換をしましょう。
というわけで、わんことお散歩に行ってきます^^ わんっ。

[保健・医療とIT] 自分が病気になった時にどうウェブを使うか
何だかからだの調子が悪いなと思った時、
人はどうやってウェブを使うかをちょっと想像してみようと思います。
(あくまで想像です。ちゃんと段階を追ってまとめられた文献もありますが、
今は個人的な経験などから想像してみたいと思います。)

まず、自覚症状に気付いて病院に行ってみようかな・・・と思った場合、

・適当そうな診療所の場所や診察時間、専門領域
・気になる症状が何か悪い病気じゃないのか  など

次に診断までに何らかの検査があるかもしれないので
検査を受けて、結果待ちの状態の場合、

・検査名を調べて、出た結果から何が予想されるのか
・他に追加検査があるのかどうか   など

で、診断名が出たら今度は、診断名を検索キーワードとして入れて

・どのような病気なのか(病態生理)
・どのくらいの人がかかっているのか(疫学)
・今後はどのような状態に自分がなると考えられるのか(一般症状、予後、転帰)
・治すにはどうしたらいいのか(治療法の選択肢)
・治すにはどの病院の何先生にかかったらいいのか(医療機関情報・名医年鑑)
・治すための治療はどんなものなのか(治療薬と作用・副作用)
・かかっている人は何を思っているのか(個人の体験談)  など

これだけの情報が今はウェブで得られる時代です。。

自分も、90年代後半からだとすると約10年間、
ウェブが日常の中に当たり前にあるような生活をしているため
(医療のことに限らず)ネットがない時の情報収集方法が
想像できなくなってしまっているのは事実です。
上記の情報をネットなしで探せるかっちゅーと、自信がありません。。

そのこと自体に賛否両論があることは、ここでは置いといて、、、
医療に関することは特に個人的な話題ですので
人に聞きにくいということは往々にしてありますし、
個人で情報収集する道を開いてくれたネットはとても便利♪です。

ただし、ここで気になるのがよく言われている「情報の質」の問題。

「情報の質」っていうのは定義がとても難しいですが
要は「正しい情報を得られたか、有用な情報を得られたか」ということだと思います。

便利なネットを使っているから質が担保された情報を得られるかというと、これがとても甚だ怪しい…。
実際今回自分も、自分の症状についてネットを駆使して^^情報収集に当たりましたが、
いくら見ても”本当に得たい情報を得ること”は難しく、
何となくこんなもんかな〜と思いながら、時間と体力の限界を感じてネット検索を終了してしまう、
というのがいつものパターンでした。

幸いなことに自分の周りには医療関係者が多くいてくださるので
上記のようにして集めた「こんなもんかな」情報を
「これはどうなんでしょう?」と聞いたりして、その場をしのぎました。

けれどすぐに聞けない場合は、その情報の真偽のほどを判断するのは非常に難しかったですし、
情報の消化不良を起こしそうでした。

これらを解決するにはどうしたらいいんだろう…。

先日、尊敬するある方から面白い示唆を頂きました。。。非常に興味深い内容だったので、
そのことについては追々勉強しつつ書いていきたいと思います。


せっかく便利なITです。
保健・医療の分野でもよい方向に活用できると信じたいです。。。


そういえば、柳田邦男さん
ご著書の中でケータイやネットに依存することの問題をお書きになっておられました。



確かに非常に納得できましたし、さすがっ、と思うほど分かりやすく説得力のある文章でしたが、
ここで思い出したのが、河合隼雄さんのことば:「ふたつよいこと、さてないものよ」。

ネットやケータイの悪い面、懸念事項は踏まえた上で(←これ大事!!^^)
「良い面」を活用していくようなこと…、
どうやったら、保健・医療の分野で役立つネット活用ができるか…ってことを
ちゃんと考えていきたいと思っています。

[コラム] タソウセイ・・・?
「タソウセイを持ちなさい。」
これは、学部時代に復学するのしないので学校ともめた際、教員から言われた言葉です。
(「もめた」事実は、今となってはほほ笑ましい思い出^^)

休学中だった私の生活すべてが”復学すること”で埋め尽くされていて、
周りが見えていないと、、、
もっと長いスパンで色々なものを見ろと、、、
話全体からそういう主旨のことを言いたいんだなとその時は理解しました。

でも実は
「タソウセイ」の本当の意味や、どういう字を書くのかはその時点では分かりませんでした。

で、私の中の結論としては「多層性」とすることにしました。

そういう言葉があるかどうか広辞苑で調べてみたところ…、
ないですね 笑。 でも「多層塔」というのは出てきました。
「多重塔」と同じ意味らしく、いわゆる「五重塔」とかのことを指すそうです。ふむふむ。
あながち私の解釈と間違っていないのかも…と、淡い期待を抱いております。

なぜ今、その話を思い出しているかというと、
何であの時彼女が「多層性」という言葉を出されたのか、
数年経った今、少しわかる気がしているからです。

彼女は確かこんなことを言っておられました。
・1つのことだけを見つめ続けるより複数のことに目を配っている方が
 より自分にとって価値あることが分かることがある
・1つの問題を解決するために全身全霊傾けているより複数の問題を抱えている方が
 より上手に対処できることがある

⇒(結論:)だから、復学のことばっかり考えるのじゃなくて、周りを見なさい。。。。と。

この、「複数のことに目を向けることの効用」は、色々なところで耳にしますし、
学術的にも様々な形で実証している研究があります。
例えば、
子育てママさんの場合、
”子育てだけをしている人”より”働きながら子育てをしている人”の方が
子育て中の気持のやりくりや問題への対処が上手。。なんていう実証例があります。
(あくまで例ですし、統計的な話です。個人がどうこうというのとはまた別のお話。
反証的な例もありますが、ちょっと今日書きたいこととずれてしまうので、省略させて頂きますっ。)

要は1つのことに集中しすぎるな…ということだったのだと思うのですが、
彼女が教えてくれたことは本当だな…と、最近実感するのです。

というか、(これは個人のお話ですが)私自身に関して言うと
「多層性」を保っている時の方が、精神健康はいいみたいです。
(多層性は「持つもの」なのか「保つもの」なのかという議論も、、ここでは省略します。。)

確かに過去をちょいと振り返ってみても色々な例が思い当ります。
1本の論文だけに何日もかかりきりになっている時より、
複数の勉強会で発表担当になっていて
プロジェクトでも諸々の仕事があって
プライベートもなんやかんやと忙しくて…という時の方が
安定しているし、効率よくやるべきこともやりたいこともこなしていける。。

とか、

もっと簡単な例だと
試験前の方が暇な時よりも、本も早く読めるし片付けも短時間で効率よく終わる、とか。

ただ、やることが複数になって一つ一つにかける時間(量)が減ったからといって
各々の質が落ちているかというと、少なくとも自分の意識の中では
まったく質の悪化はなし、、、すばらしいっ。


どうしてこういう現象が起こるのか、に関しては
脳科学とかに話が移りそうなのでやめておきますが、
あの時の恩師はたった数回の面接で私の性格を見抜いたということに、
恩師のおそるべき洞察力を感じますっ。 笑

今も、来週に治療を控えながら、それなりに穏やかに楽しく毎日を過ごせているのは
色々可能な範囲で手を出せているからかもしれないですね。
本を読んだり、DVD観たり、家で出来る仕事をしたり。。。

もちろん治療について色々なリソースから情報集めて考えてみたりしていますが、
必要以上にのめりこみ過ぎないで済んでいるように思います。おかげさまで。

きっと合っているのだな、こういう過ごし方。
この「多層性」ってやつを大事にしていこうと思います。

実は、現在も、この言葉を用いて当時の私を叱咤激励してくれた恩師には
仕事の際によくお目にかかります。
でも、今更「”タソウセイ”って”多層性”ですよね?」とはちょっと聞けないでいます。。

今度、一緒に飲みに行った際にでもさらりと聞いてみようと思います。
(ぜんぜん違う漢字だったら、、どうしようかな。。笑)

[Impressive Things] ちょっとしたハピネス
昨日のGoogleトップページ、ご覧になられましたでしょうか。

バレンタインデーに因んで、いつものGoogleのロゴに
杖を持ったおじいちゃんと赤いバラを一輪持ったおばあちゃんが手をつないでいる後姿が
さりげなーく折り込まれておりました。
(コピーしてここに貼り付けようかと思ったのですが
著作権の問題がクリアできるかわからなかったので、やめておきます)

クリスマスもハロウィンも、いつものロゴにひと手間加えて
可愛らしく変身しておりました。
Googleが提供するこのちょっとしたいたずらのようなロゴ細工、私大好きなのです。

こういう見つけた時に嬉しくなる「ちょっとしたハピネス」、
考えている人は幸せだろうなっ。次はどんなのにお目にかかれるか楽しみです。

昨日見逃した方、今(15日)確認したところまだ健在でしたよ。
アメリカ時間で稼働しているのでしょうか?

あと調べてみたら過去のものは公開されているものもありましたサイトはこちら
ぜひご覧になってください。素敵です。


[コラム] 入院予約を取ってきました
今日は風が冷たかったけど、いいお天気でしたね。
五反田のビル街から見えた空が本当に青くてきれいでした。

今日は病院へ行って、来週の入約(入院予約)をしてまいりました。

最後になるといいなあ・・・と思います。。

が、
最後にはならなくても、
またいつ再発しても、
また食事が取れなくなっても、
繰り返す治療で何か後遺症が残ったとしても、、、

めげないでいようと思います。

家族がいて、友人がいて、信頼できるドクターとナースがいて、
日常生活や研究生活に戻ることを待っていてくれる人がいます。。

幸せです。

私がめげたら申し訳ないっ。


この先も自分のからだと上手に折り合いをつけて、丁寧に付き合いながら、
許される限りの命をちゃんと生きていこうと思います。

先日友人が「人間の一生って短いかも・・・」ってなことを言っておりました。
本当にそうですね。宇宙誕生から考えると一瞬。
(そんな話になったのはジェームズ・ラヴロックの「ガイア理論」の話をしていたからなのですが…^^)

人の一生を一瞬だと思うと、今ここに生きている奇跡を感じますし、
普段は気にも留めないような何でもないことがキラキラして見えます。

治ったら本当に毎日有り難く、素敵に過ごせそうな気がします。

だから来週の治療、がんばります。


ちょっと入約をしてきたというだけで、ナーバスなブログになってしまいましたね。
読んで頂いた方、ありがとうございました。
大丈夫です。ちゃんと凹んだら、明日の朝は元気に笑って目覚めます。

こういう日は”締め”にわんこにご登場願いましょう。

↓何だかわかります?この写真。
20070214-2.jpg


そうです。耳をアイマスクにして寝入っているわんこです。
ビーグルだからこそできるスゴ技っ。(笑)

20070214-3.jpg


ちなみに、全身を映すとこうなります。

20070214-1.jpg


お布団をかけたのは母ですが、相手は犬だっつーの。。。
でも可愛いので、何も言えません。。。どうか寒がりのわんこになりませんように。





[コラム] 嬉しい出来事
高校時代の同級生が、わざわざお見舞いに来てくれました。

ちょっと前に飲み会のお誘いで連絡をもらった時に
療養中なのでパス〜〜m(__)mという話をしたんですが、「じゃ、行っていい?」と…。

で、ほんとにやってきてくれました。

お見舞いって不思議で、(あくまで私は…ですが)
「お見舞い行くよ〜」と言われると、「忙しいでしょ、いいよ〜。治ったら、よろしく^^。」
などと言って見栄を張るくせに、
実際来てもらえるとすごくすごく嬉しくなってしまいます。

病院に入っているときもそうでした。。。
もちろん状態にもよりますし、調子が悪い時は人に会いたくない時もあるんですが、
それでも半ば強引に顔を出してくれる友人たちには、心底元気づけられます。

社会人にとって貴重な三連休の、しかもこんないい天気の日に
わざわざ足を運んでくれたこと、や〜〜、本当に嬉しいっす。

特に何を話したわけではありません。。が、
政府系組織とコンサル会社に勤務するサラリーマンな彼らから、
社会人たるものの心得(ちがうか?^^)を伺って、
早く社会復帰を果たしたいと、いい意味での刺激も頂きました。

最近はやや引きこもり気味ですし、人と長時間話すこともないのですが、
今、何とも心地よい疲れを感じながらブログを書いていることがすごくHappyですっ。
Thank you so much! って感じです。



[Impressive Things] 美しい人
もう少し時間が経ってからみるとまた、違う印象を持ちそうな…、そんな作品でした。



9人の女性の人生のひとコマを切り取った映画なんですが、
登場人物の切なさに共感したり、「それはないだろ〜〜」とちょっと笑えたり…。

細切れなストーリーなのに終始一貫して落ち着いた雰囲気に包まれていて、
見終わった後しばらくは、その落ち着いた雰囲気をキープすべく
一人でただぼ〜〜っとしたくなりました。^^

紹介してくださったかたに感謝です。

全く関係ないのですが、この映画と同じ題名の曲を平井賢さんが出されてますよね。
すごく好きな曲の一つです。。今回映画を見ていて、それを思い出しました。
「美しい人」ってどんな人でしょう。。。



[学び一般] 自己啓発本を続々読んで、思うこと
自己啓発本ってやつを読んでいると、何となくその気になって
でも(生活習慣は)結局何も変わらなくて…という現象は往々にしてよくあるように思います。

それでもやっぱりこういう本を手に取ってしまうのは、自分が元気になりたいからですね。
「こんなに元気に頑張ってます」という本には、素直に背中を押される気分になるようです、私^^。

もちろん、(いろいろな方も書かれてますが、)本に書かれた全てのことは実行できないし、
また実行しようとも思いません。
ですが、「そういう考え方があるのか・・・」という”目からうろこ現象”にお目にかかれるのは
やっぱり楽しいです。。

やや「自己啓発本にはまる人^^」になりそうですが、中毒には気をつけつつ、
今日は外も寒いし雪も降りそうなので「雨(ならぬ雪)読」Dayにいたしました。

というわけで、一冊目は結構名著な「7つの習慣」


この本がビジネス本の棚に並び始めてかれこれ数年以上たつと思うのですが、
未だに大きめの本屋さんでは必ず見ます。
手元にあるのを見たら56刷でした。。。すごいですね。
この本のロングランたる所以は、
本の中で挙げられている7つの習慣が、
時間を経たり場面を変えても適応可能な「原則」を示しているからでしょうか。
研究をしていても「理論」がやっぱり重視されるのは
場面が変わっても適応できる原則でものを考えることにより、目の前のことが整理されて、
問題の解決に結びつくっていうことが、世の中結構あるから、、、のようです。

挙げられている事例が海外のものであるので、日本特有の文化と相容れない側面も
有るかと思います。
が、やっぱり売れ続けているものにはそれなりの理由があると思いました。

次…。
こちらは比較的最近出版で旬な話題の「地頭」の本。



ビジネス雑誌の「THINK」にも特集が組まれておりました。
コンサルをご専門にされている方には、この「地頭」と言う考え方はお馴染み…といった
書かれ方がされていましたが、コンサルが専門でなくても、
事例であげられている”コミュニケーションがうまくいかない場面”など、
共感できるところが多々あり、「地頭力」という考え方をちょっと意識してみたくなりました。

本文の内容を補うものとして分かりやすい「図」が示してあるのですが、
その図の書き方も明快で、図解が苦手な私としては、さまざまなヒントをもらえる一冊でした。

あとは少し以前の本。

1969年第一版発行の「知的生産の技術」


”いわゆるハウ・ツー本ではない”…といったことを著者はどこかで書かれておりました。
”ハウ・ツー本”って何?という定義も自分にはよく分かっていないので恐縮ですが、
確かにこの本には(初版が書かれた時代とは大きく異なる)
技術発展が目覚ましい今日においても、応用できる考え方がいくつも示されていると感じました。
試してみよっかな・・^^

そんでもって最後が、これも自己啓発本としては古典の部類に入る(と思われる)
スマイルズの「自助論」



先人に学べという一貫したメッセージが、強く伝わってくる本でした。

でも読み終わって今1つ物足りない気がして、その理由を考えてみたところ、
あまりにも女性が出てこないから…、というところに行きあたりました。
時代的なものや宗教的背景もあるとは思うのですが、
物事に対峙する際の柔軟性やしなやかさ(これを一概に女性の特性とは言い難いですが)
といった面にも、女性としては目を向けていきたいと感じました。。

その点、基本的に男性が登場するものですが、
こちらの方が私は個人的に非常に共感できて、昔から好きな一冊です^^。



著者の新渡戸稲造さんの懐の深さにただただ惹かれます。
(札幌にゆかりのある人だから好き♪というかなりミーハーな思いもあるのですが^^)

ただ、この武士道、もともと新渡戸さんが英語でお書きになったものだからなのか、
上の邦訳より原文の方が理解しやすいように思います。


物によっては単語解説も付いていて(辞書を引かなくてもよいので^^)、楽に読めます。

と、つらつらと本を読んでいる毎日ですが、
今日、ある本を読んでいたら
本を読むことと実践は違うという理由から、
本を読むだけなら時間の無駄である!といった文章に出会いました。。あちゃっ。

確かにそんな側面があることは認めます。
本を読んで満足してしまったり、何となく知ったつもりになったりしそうなので、
そういうのは気をつけようと思います。

でも(特に最近感じる)本を読むことの1つのメリットは
自分が置かれている状況をものすごく大変とか特別とか、
あまり思わなくなること…ではないでしょうか。

世の中には色々な考えやものの見方があって、唯一絶対の正解もない(場合が多い)…。
だったら自分が出来る範囲で目の前の時間を丁寧に過ごしていこうと、素直に思えます。
何ていうか、本をたくさん読むといい意味で自分のちっぽけさを感じるんですかね。
たいしたことが出来るわけじゃないし、いつ何時どうなるかわからない、、、
(現に今はいつ社会復帰できるかもわからないですが、
本を通じてそんな思いを抱える人が何と多いことかを、改めて知りました。。)

でもだから投げやりになって”頑張っても無駄”と思うのではなくて、
世の中頑張っている人がこんなにいるのだから、せめて
目の前にある与えられた時間はちゃんと責任持って生きていきたいと思うんですね。

[徒然なるままに] ちょっと不快に思ってしまいました
今日は受診のため外出をしていたのですが、
ちょっと余分な時間が出来てしまい、喫茶店でややしばらく過ごすことになりました。

ふと見ると、看護学生と思しき3人組が国家試験に向かって勉強しておりまして…。
ああ懐かしいなあ、(試験が)もうすぐだから頑張っているのだなあと思いながら
ちょっと遠巻きに静かなエールを送りつつ^^眺めていたのですが、
突然その中のひとりが、症例検討問題なのかなんなのか
患者事例が書かれた文章を(けっこう大きな)声を出して読み始めました…。

次々と出てくる医療用語とともに、聞こえてくる疾患名や術式、想定しうる副作用。
あと疾患の予後、患者の訴えなどなど・・・。


・・・。

ん〜〜〜、国家試験前で切羽詰まっているとは言え、
公共の場でそれはないんじゃないか?と、
その看護学生の品性を疑いたくなりました。。

私自身が今療養中で、非常に過敏になっているせいもあるとは思いますし、
たまたま彼女が読み上げた事例が脳外科の患者さんのケースだった…という
偶然の一致もあったとは思います。

でも、それを加味した上でも
やっぱり公共の場で患者さんの事例が書かれた文章を読み上げるのは
控えるべき言動のように思いました。

よっぽど注意しようかと思ったのですが、それもできなくて、
できなかった自分に居心地の悪さも感じましたし、
自分が今置かれている状態にとても過敏になっていることも同時に感じて
何だかとてもやりきれないような不快な思いで喫茶店を後にしました。


(まだ彼女たちにとっては仕事という意識はないのでしょうが)
仕事の話を外でするなとは言いませんし、
国試前で寸暇も惜しんで勉強しなくちゃいけないと言う事情もあると思いますが、
医療者になるのだったら(医療者に限らず…ですが、プロになるのだったら)
もう少し想像力をたくましくしてほしいと思いましたよ。。。

ま、こんな些細なことに出くわして一日が本当にblueになってしまうほど
自分がもうくたびれているようなので、今日は早く寝るとしましょう。。。

その看護学生がせめて母校の学生でないことをただ祈るのみです。。


[Impressive Things] 今日は吉田松陰に会いに行きました
先日姉が私の本棚から司馬遼太郎さんの竜馬を持って行きました。
これ。



幾度となく楽しませて頂いた本ですが
そういえば、私はしばらく読んでいませんでした。

最初に読み始めたのは
司馬さんが亡くなって追悼のために本屋に平積みになったのがきっかけだったのですが、
確かあの時も竜馬から始めたような気がします。

そんなことを思ううち、久しぶりに司馬遼太郎さんの世界に身を漂わせたくなったので
読んでみようと思ったのですが、
そう、冒頭にも書いたとおり竜馬の1,2巻は姉が持ち出しているわけです^^。

なので、竜馬を諦めて今回は吉田松陰にしてみました。


今2巻目を読み終えたところですが、やはり何度読んでも素敵な作品です。
膨大な知識に裏付けられた文章もそうですが、
登場人物の人間臭さがそのまま伝わってくるような雰囲気に引き込まれてしまいます。
まさに吉田松陰に会いに行っている感じです。

昔住んでいたところの近くに「松陰神社」があったこともあり、
松陰はなじみ深い人物なのですが、
司馬さんの手にかかるともっともっと松陰が愛おしい人になりますね。偉大な方です。

この「世に棲む日々」は「竜馬がゆく」と違って4巻しかないので
すぐに物語の終わりを迎えてしまうのが、もったいない感じさえしています。

これが終わってしまったら、
次は8巻ある秋山好古の「坂の上の雲」にしようかなと思います。




[Impressive Things] 家族でDVDを観てました
今日の雪はすごかったですね。

出かける予定が一つあったのですが、
朝方、「足もとが悪いので今日は来なくていいよ〜〜」との連絡あり。
しめしめと思い、家でぬくぬくすることにいたしました。

で、何をしていたかと言うと
家族でDVD鑑賞。しかもチョコレート工場^^



このDVDは、昨年のクリスマスに調子が悪くてやさぐれていた(笑)時、
「頑張っていると、サンタさんが来てくれるのだ」というメッセージとともに
友人が送ってくれたものです^^。

原作は何度も何度も読み返すくらい大好きだった作品で、
確か小学生のころ、区民館で行われた映画上映会にも行ったはず。。



でも今回のジョニー・デップ主演の作品は
原作からより現代的でシニカルに脚色してあって、いい味出してました。


ストーリーもよかったのですが、加えてどこに惹かれたかって、
チョコレート工場内部の作り。
あの、「人工的なからくりがぎゅ〜っと詰まってます」みたいなもの、
考えてみたら結構好きみたいです。

教育テレビでやっていたピタゴラスイッチとか大好きだし、
お台場の風景とか飛行場とか、日本科学未来館も好きです。

細かいとこでは飛行場にあるX線検査場とか、
飛行機の到着地で預けた手荷物がベルトコンベアーに乗って出てくるところ、
ゴムのカーテンの向こう側はどうなっているのか考えるとわくわくします…。(笑)

ピタゴラスイッチはほんとにお勧めです。 いやなことを一気に忘れられます^^
見本は↓


手元に置きたい人は↓ 笑




あとからくりつながりで、コカコーラのCM:Happiness Factoryもいいです。

↑ぜひ、リンク内の"movie"をクリックしてご堪能ください^^
わくわくします。


一人暮らしをしている姉も帰省していて、家族でなんとも穏やかな雪の日を過ごしましたとさ。

[徒然なるままに] 慢性期への移行とは言うものの
今の自分の状態について、
昨日受診の際に「長くなるから、うまく付き合っていこうよ」ってなことを医師に言われました。

わかってますよそのくらい、と一瞬「カチンっ」と来て、そのカチンが顔に出たのを
自分も自覚しました…。笑

要は慢性期への移行ということなのでしょう。
医師の言葉は予期していたことですし、
本当ならとっくの昔に言われていてもおかしくなかった言葉です。
ただ医師も「わざわざ言うことのものでもない(わかってるよね?)」
という感覚でいたのだと思いますし、
何より私自身が認めたくなかったんですね。
「(”慢性期”という言葉を)使ってくれるな」と、どこかで思っておりました。

これまで何かにつけて唱えてきた「ちゃんと治して○○する♪」という言葉を
「ちゃんと付き合って○○する♪」という言葉に変更…
もとい、軌道修正してあげようと思います。

でもまあ、とりあえず今の症状さえ落ち着けば、
普通食の生活は送れるわけですし、
お酒も飲めるわけですし(←これ、大事!)、
(本当にそうなるかは検討中ですが)一年に一度の入院は、
人間ドックだと思えばいいですね。保険がきくのでラッキーです。

それにしても「慢性期への移行」という言葉、
研究をしている時もよくお目にかかるフレーズですし
「慢性疾患患者の生活調整…云々」といった言葉はよく使います。

…が、「言うは易し、行うは難し」です。
研究の際も気をつけて言葉を選んでいきたいと思います。



なーんてことをむにゃむにゃ考えつつ、
昨日は所属教室の研究発表に顔を出してきました。
来年の今頃よいものを提出できていればいいなと思った次第です。

そういや、未来のことを励みに出来るってのは、
人間が「予測能力」を持つが故のことだそうですよ。。いい能力ですね。

こうなったらとことん(でも息切れするからほどほどに、)付き合っちゃいますよ、ちゃんと。^^
やりたいことたくさんあ