ひまわりと飛行機
「医療の受け手である患者さん、その家族、消費者などが扱う『情報』って??」・・・。そんなことを主なテーマに綴っていきます。その他、色々活用する予定です。


プロフィール

yoko

Author:yoko
看護師免許取得後、都内で大学院生をやっております。現在、修士論文執筆真っ最中です。

自分の専門分野のキーワードは、「(医療の受け手が使う)健康・医療情報」「より良い意思決定」「コミュニケーション」「インターネット」「看護」といったところです。
現在執筆中の修士論文は、患者さん同士のオンラインコミュニティに着目しました。その利用実態と意義の一端を明らかにすることを目指して、目下執筆中です。

そしてこの先は、Consumer Health Informatics(消費者のための健康情報学)を、深めていきたいと思っています。同時に、「医療の消費者(患者や家族等)の、より良い意思決定のために看護師が行う情報支援」について、考えられるようになりたいと思っています。

消費者健康情報学のことや看護支援、研究のことなどなど、このブログを活用し、色々発信しながら自分も勉強していきたいと思っています。2008.10.31更新



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石田衣良:「約束」


約束 約束
石田 衣良 (2004/07/27)
角川書店

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“かけがえのないものをなくしても、
いつか人生に帰るときがくる。”

文庫本の帯に書いてあった言葉です。
(上のイメージは単行本ですが、
今年の6月に文庫が出ました。)

かけがえのないもの。。いろいろあります。

最後のあとがきのところで作者が
”いつもは世に流れているニュースで泣くことはないけど、
池田小の事件は別だった”と書いていたのが印象的でした。

小説家の彼が、あの事件を心底憎み、悲しみ、
自分に何かできることはないかと必死で考えた結果、
生み出された作品なんだろうと思います。

直接的じゃなくても、世の中の出来事に関心を示して、
自分なりのかかわり方をする方策を探す著者を、
見習いたいと思いました。



明日旅に出ます


大学時代の友人と、です。

しかも1泊(笑)
旅じゃないじゃん、と思ったりもするのですが
だって海を超えるんですもの。

そうです。一応東京都ですが
ちょっくら島へ行ってきます。

夏休み前の小休止。

最近土日も研究室にお世話になることが
続いていたので、
今週くらいは不在にしていようと思います。

わ〜、楽しみ。



「サイドカーに犬」

先日見た映画の小話です。

爽やかで、何ともせつなくて、いい映画でした。

風景とか、登場人物が来ている洋服とかにも
とても居心地の良さを感じたのですが、
主人公の女の子の演技がとても上手で、びっくりしました。

あ〜、子どもってこういう仕草をみせてくれるよな〜
そういう目つきで、人を見るよな〜って感じ。


日比谷の映画館で観たのですが、
待合室が暗くてじんめりしてて、昔懐かしい感じの映画館でした。

最近の映画館、本当にきれいですものね。
完全予約制でわいわい並ばなくてもいいし、
水回りもきれいだし、
売店の品物も豊富だし。。。

でもこの古く暗い映画館も、映画館らしくていい感じでした。


松本清張:「渦」
渦
松本 清張 (1979/11)
新潮社

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今この日記を書き始めたところでゆらゆらと
地震を感じ始めました。。。。ちょっと警戒中。
1階にいるからそれほど揺れるわけではないのですが、
今いる建物が古いもので。。。さらに警戒中。

ほ、大丈夫そう。

そして本題。

久しぶりに松本清張に手を出してみました。
自宅のピアノの上に置いてあったので。
誰が置いたんだろう。姉?父?
ま、いいや。

通学時間が往復2時間半近くになるので
その間に持ち歩いて読みました。
なるべく通学時間には小難しいことから頭を解放したくてですね。
で、色々考えずにあとくされ読めるのが推理もの、サスペンスもの

松本清張の作品には裏切られたことがありません。
この作品も例外なく、楽しませていただきました。
人間の内面の、影あるところをリアルに描き出してる感じ。
でも不思議と文章はねちっこくなくて、そこがお気に入りなのです。

推理もののストーリーはもちろん
こんなところに書くのはルール違反なのでやりません。

でも面白いです。
こんなへなちょこブログでレビューされてしまうとは
ご本人も思ってもいなかったんでしょうが
。。。すみません。
またそのうち通学のお供に、手に取らせていただきます。


本日からちょっと大きい文字にしてみました。
最近目がお疲れなもんで

大阪へ行ってきました
昨日は調査のことで大阪に行ってきました。

大阪は3回目ですが、エスカレーターの「歩くサイド」「立ち止まるサイド」が
関東とは逆なのに、未だ戸惑います。。。

これって、本当にどこが境目なんでしょうか。
静岡あたりかなあ。


大阪では何とも元気な素敵な方々に大歓待を受けました。
本当にうれしいですね。

人ってあったかいなあ。と思う今日この頃。

調査に関しても実り多き一日でした。
台風が近づいているので日帰りで東京に戻って来てしまったのが少し残念ではありますが。。

今日も台風の低気圧のため、若干ぼーっとしたまま一日が始まりました。
いやいや、今日はきのうの実りをさらに熟成させるべく頑張らねば。。。
踏ん張りどこですなあ。





研究会での発表
昨日も研究会で発表でした。
毎週毎週、指導教員と先輩に時間をもらって自分の研究についてご意見を伺う時間。

いろんな経験を持っているこの道の先輩たちが一同に会して
私のへなちょこ研究に耳を傾けてくれて意見をくれるのだから
ものすごい贅沢な時間だと思います。


昨日の研究会ではまたしても、「結局何の意味があるの?」という
そもそも論に帰着してしまいそうでした。(実際したのかもしれません。)

研究を進めていくうちに、目的が分からなくなってしまうということは
往々にしてよくあることなんですね。最近よく思います。
確かに、「で、結局何が言いたいのか分からない」
(英語で言うなら"so, what??"(笑))
ということは、日常茶飯事です。

最初から目的と課題が明確でないからそういう(so, what?的な)ことになるんだ・・・とはよく聞く話。

わかっちゃいるけど何とやら・・・。

む〜〜〜。厳しいですなあ。

あと半年くらいの研究会での発表は、踏ん張りどころです。
きっと落ち込むこともあるでしょう。(すでに落ち込んでますが。)
帰り道に<涙>ということもありそうです。(すでにありましたが。)
大先輩の意見を素直に飲み込めないこともしばしば。
(相手が言うことはごもっとも。ただっ、ただっ。。。
言葉が続かない自分も拙さも、また悔しいねえ。笑)

でも、大先輩やフレッシュな方々の意見をめいっぱい浴びることができて
自分のスタンスや目的をまた振り返る貴重な機会です。

それに叩かれたら叩かれただけ、学びはあるもんですよね。

たとえ調査票が「振り出しに戻る」状態であっても、
そこに足あとをつけたかどうかって、とても重要だと思います。
修士課程は「研究のプロセスを学ぶとこ」。。。

そうそう。

♪さーんぽ進んで、にっほ下がる〜♪
(研究会の発表って毎回そんな感じ 時には三、四歩、下がるもよし ^^)

山本文緒:「再婚生活」
再婚生活 再婚生活
山本 文緒 (2007/06)
角川書店

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姉が、「はい」と言って枕元に置いて行ってくれた本です。
夜寝る前に読んでいました。

筆者である山本文緒さんが体調を崩したことも、しばらく執筆活動を休んでいたことも
実は全く知りませんでした。

彼女の本はたぶん2冊目です。1冊目は女性を主人公にした小説だったような気が。。。
題名が果物に関係あったように、ほんのり記憶しています。すみません。



そして今回はエッセイ。
このエッセイには、彼女がうつになってひどく苦しかったんだろうなという日々が、
静かな、色をつけるなら淡い色を帯びたユーモアと一緒につづられていました。

読み終わって、とてもとても悲しい、でも涙が流れるわけでもない、
ただ寄り添いたいような。。。
あまり味わったことのない静かな読後感が漂いました。

それでも人は生きていくんですよね。
そういうことが、すごいと、これまた静かに思いました。

そりゃ、毎日元気に生きたいですけど、
そうじゃない時、ひとはそれでも「生きること」に対する執着を
静かに表現するんだな。。。と思いました。

とにかく静かなんです。エッセイの中を漂う囲気が。

宮部みゆき:「淋しい狩人」
数日前、電車の中で読む本を持って出るのを忘れ、
かつ新聞を読みたい気分でもなかったので、
駅の中の本屋で買いました。まさに思いつき。

淋しい狩人 淋しい狩人
宮部 みゆき (1997/01)
新潮社

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でもいい本に出会いました。
宮部みゆきさんの本は読んだことがあるはずなんですが
あまり記憶に残っていません。

私の場合、「記憶に残っていない本」=「面白くなかった本」
という方程式はまったく当てはまりません。

この本は、いい本でした。

一応推理もの(?)なので、ネタばらしをここでやるのはよくないですね。
万が一ふらりとここを覗きにいらしてくださった方が
たまたま、このレビューを読んでしまって面白さ半減(や、消滅。。)なんてことが
間違ってもあってはいけないと思いますので。

ですが、いい本でした。
少なくとも私は好きな本でした。

学術的な本ばかり読んでいると、日本語の表現の多様さや
「言わずもがな」で伝わってくる雰囲気に触れる機会が
少なくなってしまいます。

ですが、時間の許す限りそういうものに触れていたいとは思ってます。
いろいろな表現を知っていることは
毎日の生活の”面白さ”のバリエーションを増やしてくれると思っているので。

この本はいわゆる『文学作品』的な日本語の表現が見られる作品ではないと思いますが、
いろいろな意味で「日本的」だったと思います。


また宮部さんの本を、機会があったら手に取ろうと思わせてくれる作品でした。



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